笑えないお姫様─笑顔を取り戻して─


*.*.冴華side.*.*


ショックで言葉が出ない....。


本当のことなんだって思い知らされる。



「ただいまーっ。」



雅の声・・・っ!!



「あの子まだ通院が必要だから...学校
行けないのよ。」



そういい残し、玄関へ小走りで向った。


おばさんの姿が見えなくなると、滝川くんが
ため息をはいた。
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