恋愛LEVEL
パジャマに着替えて、麦茶を飲んだ。
ドライヤーの場所わからないから、とりあえず頭にタオルを巻いた。
「あ〜!暑い〜!千秋、俺にも麦茶入れて!!」
奏がタオルで頭を拭きながらリビングに入ってきた。
「な、なんでパンツしか履いてないの?!」
「え?だって暑いじゃん」
「まぁ…いいけど。」
「千秋だって…何その頭。黒柳徹子みたいじゃん」
「だってドライヤーの場所わかんなかったから…」
「あぁ、洗面台の棚にあるから。ってか早く麦茶ちょ〜だい!徹子さん」
「はいはい…ちょっと待って!」
「ッチ。黒柳徹子の物真似で答えろよ〜ノリわりぃなぁ。」
「ぇえ゛〜?!無茶ブリ!!」
「早くお茶ちょ〜だい!徹子さん♪」
あたしは、鼻を摘んで
「今からあなたのお茶入れますよ」
てやってみた。
ギャハハハ!
「似てね〜〜〜!!」
奏は大爆笑する。
「う、うるさい!!!」
あたしたちは二人で笑った。