恋愛LEVEL
バイト最終日。
山下君とはあれから普通に接している。
山下君もいつも通りだった。
ランチタイムが終わり、スタッフルームで最後のランチ。
山下君は相変わらず携帯をいじりながら食べている。
「山下君…短い間だったけどお世話になりました。」
「あぁ。」
「あの…あたし…」
「俺はお前が好きなのは変わらない。それだけ。
たまには店に顔だせよ?」
「はい!」
あたしは、マスターや桂子さんにも挨拶をして店を出た。
「千秋!!」
奏の姿を見つけて、あたしは奏の元に駆け寄った。
「バイトお疲れ様!よく頑張ったな!」
「うん!さぁ明日から夏休み終わるまで遊ぶぞ!!」
「おぅ!エッチしまくりだな♪」
「…バカ。
さぁて、今日はお給料もらったし、外食しよっか♪今日はあたしが奢る♪」
「いいねぇ♪焼肉がいいかも♪」
「まっかせなさい♪」
−−−−−−−
こうして、あたしの初バイト、初同棲…が夏休みと共に終わって行った。