ひなたぼっこ~先生の、隣~【続編】
「「「ごめんなさい」」」
「わかったなら、さっさと教室に行け」
「「「はい」」」
慌てて教室へと向かう男子生徒たち。
「ったく。アイツらは…」
生徒たちがいなくなった廊下で、思わずため息がもれた。
「高橋先生、相変わらずですね」
「今の嫉妬も入ってたでしょ?可愛そうな生徒たち」
「!?」
懐かしい、聞き覚えのある声が背後からした。
「な…」
振り返ると、そこにいたのはー…
「男の嫉妬はみっともないですよ。そういうところ、何年経っても変わらないんですね」
「歳だけとっただけ?高橋もう40歳?」
「まだ30代前半だ!じゃなくて…なんで、お前らがここに?」
数年前に卒業した安川と、立川だった。