ひなたぼっこ~先生の、隣~【続編】
岩瀬くん
「泰葉!おはよう~」
「…おはよ」
「何?元気なくない?」
「そうかな…寝不足なのかも」
昨日、夜遅くまで岩瀬とのことを考えていた。
キスされたことを、先生に伝えるかー…
無理やり岩瀬と付き合うことになったことを伝えるかー…
ベットで横になりがら考えていたら、朝になっていた。
「先輩!おはようごさいます」
その声に、身体がビクッと跳ねた。
「い…岩瀬!?」
香奈は目を見開き、ありえない人の登場に驚いている。
「あんた、3年の教室に…っていうか!泰葉に何の用!?」
バッと、泰葉をガードするように香奈が間に入った。
「何の用って、自分の彼女に会いに来て何が悪いんですか?」