課長さんはイジワル
第38話 最高の部下?
「はぁ~~~」
課長は深い溜息を吐くと、急いでYシャツをはおる。
「バカなこと言ってないで、これに着替えろ!後1時間でここを出るぞ」
呆れ顔の課長がテーブルの上にあるビニール袋を私の頭の上にポーンと放る。
なに?
これ?
手にしてみて、見なれたカラーと素材感に自分のスーツとシャツだと分かる。
「これ……」
「汚れは取れたそうだ」
ぽぉっと自分の手の上にある服を見ていると、目の前に課長が腰を下ろす。
「すまなかった。お前は寝室で電話しているようだったし、まだ出て来ないと思って……。配慮が足りなかった」
羽織った課長のYシャツの隙間からは、引き締まった課長の裸がちらちらと見える。
落ち着いて良く良く見てみると、課長の裸ってば、キレイ……
男の人の体にキレイとか言うのもちょっち変なんだけど。
でも……
村長さんのとは違う。
現役(←ん?現役??)の男の人のナマ裸を、こんなに間近で見たのは生まれて初めて。
はぁ……すごいや。
引き締まってって、私のポヨヨ~ンボディとはまるで違う。
トレーニングとかしてるな、こりゃ。
見惚れていると、課長の手が突然、私の鼻を摘んでおでこをぐいっと乱暴に上に押し上げる。
「はへっ?かひょ?」
「上向け!上を!!」
「……?」
「そのまま、いいな!?」
課長は急いで寝室からティッシュボックスを持って来ると、私の鼻にズボッとティッシュを突っ込んでうな垂れる。
「断言する。お前は、俺が受け持った部下の中で、最高に手が掛かる」
課長は深い溜息を吐くと、急いでYシャツをはおる。
「バカなこと言ってないで、これに着替えろ!後1時間でここを出るぞ」
呆れ顔の課長がテーブルの上にあるビニール袋を私の頭の上にポーンと放る。
なに?
これ?
手にしてみて、見なれたカラーと素材感に自分のスーツとシャツだと分かる。
「これ……」
「汚れは取れたそうだ」
ぽぉっと自分の手の上にある服を見ていると、目の前に課長が腰を下ろす。
「すまなかった。お前は寝室で電話しているようだったし、まだ出て来ないと思って……。配慮が足りなかった」
羽織った課長のYシャツの隙間からは、引き締まった課長の裸がちらちらと見える。
落ち着いて良く良く見てみると、課長の裸ってば、キレイ……
男の人の体にキレイとか言うのもちょっち変なんだけど。
でも……
村長さんのとは違う。
現役(←ん?現役??)の男の人のナマ裸を、こんなに間近で見たのは生まれて初めて。
はぁ……すごいや。
引き締まってって、私のポヨヨ~ンボディとはまるで違う。
トレーニングとかしてるな、こりゃ。
見惚れていると、課長の手が突然、私の鼻を摘んでおでこをぐいっと乱暴に上に押し上げる。
「はへっ?かひょ?」
「上向け!上を!!」
「……?」
「そのまま、いいな!?」
課長は急いで寝室からティッシュボックスを持って来ると、私の鼻にズボッとティッシュを突っ込んでうな垂れる。
「断言する。お前は、俺が受け持った部下の中で、最高に手が掛かる」