赤ちゃんうさぎのお世話~番外編2更新しました★~
「………まぁま~…まぁま~…」
「…………。」
1歳になってつたなくだけれど歩けるようになった白羽は部屋の中をよちよち歩きながら…隅っこを見つけてはかがんで、雪兎を探す。
何だか出かけて間もなくからこれだと………と、時春の中に微かな不安………。
おまけになんでテレビの裏とか、テーブルの下とか……あり得ないところを探すんだろう………?? なんて不思議にも思ったり。
「………まぁま……。」
疑問に思いながらぼんやり眺めていると……ふにゃりと白羽の顔に泣きそうな雰囲気が………!
時春はリビングに造られた白羽のお遊びスペース(雪兎が白羽が転んでも危なくないように厚めのマットを敷いておもちゃなんかを置いてある)に置いてあるおもちゃ箱の中から真っ白ふわふわで黒い瞳がキラキラしたうさぎのぬいぐるみを取り出した。
それをサッと泣きべそちびうさぎの鼻先に掲げて見せる。
「きゃあ~~っ!!」
途端に白羽は満面の笑顔に変わった!