落としもの
「か、神矢くん?!」



「に、逃げるわよ!」



「あ、ま、待ってよ!」




ギャル軍団は驚きながらも
体育館裏を後にした。













「先輩、大丈夫でしたか?」



「あ、うん。ありがと・・・」


「はいっ」







神矢くんは人懐っこい笑顔で
犬のように笑った。
< 36 / 115 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop