落としもの
3章



「あー・・・、眠い・・・」




私は目を擦りながら廊下を歩いていた。



昨日はずっと溜めてやっていなかった課題を徹夜で全て片付けたため、寝不足だ。




溜めずにやっておけばよかったなぁ・・・、と今更後悔しながら教室へ向かっていた。





「あ、柚希おはよ!」


「おはよー」



親友の楓に挨拶を交わしてから席についた。

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