落としもの
「「「?!」」」
瑠衣達3人は驚いた表情をして私の後ろを見ていた。
でも、瑠衣に至っては、睨み付けていた。
「え、何、何?」
私は視線を下に落とした。
首のあたりに回された腕を見て、和也か・・・と思い苦笑いを浮かべた。
「先輩・・・後ろの誰・・・?」
「・・・イケメンやないですか・・・」
「アンタらこそ誰?」
和也は私の後ろにいるので私からは表情が見えないが、声を聞いて、怒っていることがわかった。