MESSAGE2
―――――――――――
奈津はちらりと爆弾の時計を見た
そこには残り10分を記す数字があった
…………………………こうなったらアタシが暗号を解いて爆弾をとめてやるんだから!!
すっと立ち上がり紙を拾いあげた…………が、暗号は難解に見えてしょうがない
唯一、確信したことは、『赤・青・黒』の三つの線の一つを切れば止まるということだった
「俊………」
ポツリと呟くとその場にしゃがみ込んだ
運に任せて助かる確率は三分の一だった
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奈津はちらりと爆弾の時計を見た
そこには残り10分を記す数字があった
…………………………こうなったらアタシが暗号を解いて爆弾をとめてやるんだから!!
すっと立ち上がり紙を拾いあげた…………が、暗号は難解に見えてしょうがない
唯一、確信したことは、『赤・青・黒』の三つの線の一つを切れば止まるということだった
「俊………」
ポツリと呟くとその場にしゃがみ込んだ
運に任せて助かる確率は三分の一だった
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