MESSAGE2
「…………」


「ダメだ繋がらない……」


無情にもケータイは呼び出しを続けるのみだった


静かにケータイを閉じた


何故に俺を狙ってこない?


遠回しに、遠回しに


そう…まるで蛇が獲物を狙い定め、睨みつけられた状態


いつ食い殺されても分からない


「ご両親の事は気の毒だが、今は…」


「わかってる!!」


おっちゃんが言いかけた言葉を制するように言った


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