MESSAGE2
ふぅ……はぁ………


時は既に6時を回っていた


パトカーのサイレンが聞こえるたび俊はびくびくしていた


その度に物影に隠れてのり過ごしていた


あれからエースからの連絡はない……


やはり昼まで逃げ切らなきゃならないようだ


暗い路地裏をのそのそ歩いていると大通りにでた


キョロキョロと辺りを見まし、胸を撫で下ろす


警察がいたら厄介だもんな
< 63 / 196 >

この作品をシェア

pagetop