雫の恋
「何味がいい?」
「ブドウ」
「…………ほい」
私はブドウ味の飴を優斗に渡す
優斗はうれしそうに飴をなめる。…もし、優斗にしっぽがあったら、しっぽを振っているだろう
「犬みたい」
「お前は…トカゲだな」
哺乳類ですらなくなったよ
「せめて…猫にしてくんない?」
「俺は人間がいい」
「ブドウ」
「…………ほい」
私はブドウ味の飴を優斗に渡す
優斗はうれしそうに飴をなめる。…もし、優斗にしっぽがあったら、しっぽを振っているだろう
「犬みたい」
「お前は…トカゲだな」
哺乳類ですらなくなったよ
「せめて…猫にしてくんない?」
「俺は人間がいい」