雫の恋
「は~な~せ~!!」

私は手足をばたつかせる

…が、優斗の私をつかむ手はびくともしない

つ…強い!!


「おとなしくしなさい」

妙に大人びた口調で優斗は私に言う


だんだん…優斗のキャラがわからなくなっているのは私だけでしょうか?

私はあきらめずに手をばたつかせる



「おとなしくいないと…キスよりすごいことするぞ」


おぉ…さすが変態。大人しくさせるためにそんな変態発言をするとは…いやぁ…あっぱれ

私はあきらめておとなしくする


「いい子」


なんでだろう…ほめられているのに嬉しくない


「ご褒美に…」


なんかくれるの!?


私は自分の顔がパアッと明るくなった気がした





「キスしてやろう」





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