雫の恋
「って…勝手に結婚式の予定たてんな!!」

私はお父さんに向かって近くにいた猫を投げた…ってしまったぁ!!猫がかわいそうだ!!

「ねこがぁ!!」

「お前…猫より自分の腕の心配をしたらどうだ?」

「ん?」


私は自分の腕を見る


わぁ…赤いよ…


「ぅわぁぁああ!!血がぁぁあ!!」

「痛みで気づけよ」

「なんかないの!?包帯とか!!ナイフとか!!」

「明らかに今の状況でナイフはいらないと思う」


なんで優斗はこんなに冷静なの!?


「よくそのけがで猫投げれたよな」

「ふっ…私は痛みを忘れてたのよ…っていうか怪我の存在忘れてたわ!!」

「要するにバカなんだな」

「失礼な!!優斗より勉強できるよ!!」

「勉強はな」



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