雫の恋
「どうしよぅ!!」



「貸してやろっか?」



「加賀!」

加賀こと、加賀彩斗。私と同じクラスの友達だ


「お前は?使わないのか?」

「今日用事があってどっちにしろすぐに帰るんだよ」


じゃぁなんでここにいるんだすか?


「まぁいいや。ありがたく借りるよ」

細かいこと気にしてる場合じゃないしね


「ん。じゃあな」


私は加賀から教材を受け取る。すると、加賀はものすごい速さで学校を出た。いつ返せばいいんだろう?
< 30 / 181 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop