雫の恋

美南の苦労

「はぁ……」

ハロー…美南です


「………雫………」

私は今、窮地に追い込まれています



「このラブレターどうすりゃぁいいのよぉぉおおお!!」



私は思いっきり叫ぶ


私が悩んでいるのは、毎日毎日雫の下駄箱に入っているラブレターたち。

いや、1,2通ならまだいいわよ?持って帰れるし…雫の生活にも支障もないしね


………雫は可愛いの…私も結構可愛いらしいんだけどね…雫は尋常なモテ度じゃないのよ……!!

朝、雫の下駄箱を開けると…



ラブレターの雪崩さ!!



これ、雫の生活に支障が表れるから…私が全部持って帰ってんのよ!?自分のもあんのに!!重いのよ!?


雫はそれを知らないの…もちろん、ラブレターに呼び出しが書いてあっても、知らないだからいかないの。そのせいか、ラブレターの枚数が一向に減らないのよ!!


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