初恋な彼女。
∥第1章∥

■零れた缶ジュース。




その日は晴れだった。


特別おもしろい授業はないし

またサボるだけ。


サボるのにも飽きてきた。


ぼー、と馬鹿みたいに

空を見上げるだけの毎日。


成績も上がる傾向はないし、

親も嫌いだからどうでもいい。




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