初恋な彼女。



グィッ!!

「きゃあッ!!!」

腕が、というよりも体が、

一気に窓から突き落とされた。

ただし、後ろに。


抱きしめられた感触がして、

思わずつぶやく。

「だ…だれ…?」

噛み締めた唇から

こんな名前が返ってきた。





< 112 / 200 >

この作品をシェア

pagetop