初恋な彼女。



「俺、桐香が好きだから。生きて欲しいから。お前が居ないと、生きていけねえから」

嬉しい。

あたしの″生″を

祈っている人がいる、って。

「ありがとう…広介」


きっと

今まで苦しんできたのだから

幸せが降り懸かってくる。


そう、信じてた――。





< 151 / 200 >

この作品をシェア

pagetop