初恋な彼女。


「しばらくは良いわ。金はあたしが何とかするから」

「…!」

「ただし、時が来たらこっちに引っ越しなさい」

お母さん。

ありがとう

ありがとう


煙たかったはずの、母の匂いが

何だか愛しく感じれた




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