初恋な彼女。


それでもあたしは。

薄い涙さえ浮かべながら、

嬉しさを溢れさせていた。

「…うん。お母さん」


さらには、下に降りると

朝食が用意してあった。

驚きのあまり、周りを見渡し

夢じゃないか確認する。

…リアルカラーだ。現実。


テーブルの上に置いてあるのは

コンビニのものばかりだけど

前々までは、金を渡され

自分で生活していたから。




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