初恋な彼女。



その帰り道なんだけど。

沈黙が続いて、続いて続いて。

それでも

あたしは居心地が良くて。

目線も合わせてないのに、

まるで会話しているかのよう。

“空気の会話”って

すっごい癒されるんだ。

ねえ広介?

ホントに、感謝してるよ。

言葉には恥ずかしくて

言えないけど、





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