隠れメイドの恋愛事情!?
「柚瑠。こちらへいらっしゃい」
「はい…」
私が家に帰ってから間もなく、私はお母さんに呼びだされた。
「柚瑠は明日つかえる財閥へ行く日なのは知っていますね?」
「はい…」
そのせいで今日はまったく授業に気が入らなかった。
「それで明日からの財閥の場所を教えましょう。」
そう言ってお母さんはある紙を出した。
「もう荷物は送ったわ。明日から頑張りなさいね」
「お母さん…」
そしてお母さんは笑顔になった。
「さっ、もうお堅い言葉はなしね?大丈夫よ。すぐ馴れるわ!!とてもお優しい方だから…」
「うん!!明日から頑張るねっ」
そういって私達は笑い合った。