― ONE LOVE ―
【再会】
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そして、三組のバンドのパフォーマンスの熱が冷めやらぬ中、終演を惜しむ歓声とともに、ライヴは終わった。
洋人達にとって―
今夜は、いつもより増して―
星の綺麗な夜になった―
洋人達は、事前に用意されていたライヴの打ち上げには行かず、バンド活動始まって以来の、感動のライヴを、三人だけで振り返ろうと、お決まりのファミレスに場所を移した。
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『シン!アキ!今日は、マジで楽しかったな!!』
「ホント…!言葉にならないよ……(泣)。」
「新曲のウケも良かったし、加えて、俺のベースも、今までにない、最高のパフォーマンスだったよな?」
『まぁまぁ、…落ち着け…。』
「アキちゃん…落ち着いて…」
「おい!二人とも…
そこは褒めてくれたっていいじゃねぇか…(泣)!!」
ハハハハハハッ
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言葉には表す事のできない感動が、三人の心を、ギュッと抱きしめ、止まる事のない地球のように、ぐるぐる周り続けていた。