― ONE LOVE ―


『アッコ……(汗)!!』




「何…?どうしたの?」




『…何も言わずに、後ろ向いて、一番奥の窓側の席見て(汗)!』




「……えっ?!…何よ??」




『いいから!…ほら見て!』




――――――‐‐


アッコは何の事かさっぱり分からない様子で、ソーダにさしてあるストローを口から離し、後ろを振り返った。


―――――‐‐



「…あっ?!モンキーじゃん!!」




『そうなのそうなの…(汗)!!』




「何か…すごい偶然だね…。」




『しかもね!ちょうど、近く通った時に………私の話してたの…(汗)!!!!』




「…ウソっ?!それって…マジすごい偶然だね…!!」




『うん…!!おかげで、トイレ止まっちゃった……(汗)?!』




「…で、…どうすんの??」



『えっ??…どうすんのって??』




「何言ってんの!!
…こんな機会もうないよ!!千春、あの子に謝りたいんでしょ…??」




『えぇっ??……今っ??』


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