― ONE LOVE ―
【洋人の心】
…ち…千春ちゃん??!!
【千春の心】
……気まずいなぁ……
―――――‐‐
ファミレスの暖房も加わり、二人の間に緊張の汗が立ち込める。
そして、言葉の出ない様子の二人を見て、アッコが話した。
―――――‐‐
「あ…そうそう!今日のライヴ楽しかったよ~!
モンキードロップスの歌も良かったし!」
【洋人の心】
…えぇ??!!
…ライヴ来てたの?!
…千春ちゃんも??
…何で何で??
『あ…ありがとうございます……。』
「千春から、君の話は聞いてるから、バンドマンだったなんて、二人でビックリしてたんだよ!ねぇ、千春??」
『そ…そうなの…!
…アハハ…(汗)。』
【千春の心】
…アッコ!ナイスフォロー(笑)
「せっかく偶然に再会??…した事だし、二人でゆっくり話せば?千春は君に話したい事あるみたいだし!」
『えっ…えぇ…(汗)。
…アッコ…帰るの?』
「だって、二人の邪魔だし!
…彼も待ってるから(笑)!」
【千春の心】
…やっぱり……
帰る都合ができてよかったね…
アッコ…(怒)!