― ONE LOVE ―


『……お前……

……それ何か狙ってんの??』




「………苦しいねぇ………

…………アキちゃん。」





『仮にも、俺達は

………ロックバンドだぞ!』




「同じく……なんか……

…80年代の歌謡曲みたい…」





―――――‐‐
―――




三人の間に、ケータイ小説では表す事のできない ―




二度目の ―




冷たぁ~い風が吹き抜けた。





【洋人の心】
…まぁ…アキも所詮は…
…俺と同等か………




…って、…いやいや違う!
アキよりは、センスあるはず!






アキは、二人の態度に納得がいかない様子だったが、勢いよく持ち上げていた腰を、ゆっくり下ろした。



――――――‐‐
―――――



ふぅぅぅぅぅ~




それから30分が過ぎ、三人は、深いため息をついた。




【洋人の心】
…Eカップの女…
…さらば!女よ…

…三人で考えて…

…まだこれだけかよ(泣)

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