― ONE LOVE ―


「だって、俺らのバンド含めて、三組のバンドが出演予定じゃん?!その中に、なんと…今、インディー業界で話題沸騰中の“パンツオブスキン”が出るなんてなぁ~(笑)」





「ほんとだよ~(笑)。なんかワクワクするね。」




「まっ…どうせ

…パンツオブスキンの奴ら目当ての客ばっかりだろうけど!」




「だねだね~(笑)。約九割は、絶対パンツオブスキン目当てだよねぇ(笑)。」





【洋人の心】
…パンツ?!オブスキン?!

……なんだそのバンド?!

………知らねぇ…(汗)





――――――‐‐


洋人は、自分自身が音楽を楽しむ・楽しんでいる事に満足しているため、他のバンドに関して、全く興味がなかったのだ。



―――――――‐‐‐



【洋人の心】
…なんか…
…すげぇバンドらしいな(汗)
…でも…

…そんなのどうだっていい!!





『んじゃ!明日のライヴは…

……そのパンツ野郎の客……

全員取っちまおうぜ!!』








ヒュ―――――――ウッ









【洋人の心】
………………………。

あれっ?!…これって…(汗)

…今流行りの“KY”…(汗)?!





「おう!絶対取ってやんぜ!」



「うん!三人で頑張ろうね!」





【洋人の心】
…はぁぁ……良かったぁ…

ビックリさせんなよ…(汗)

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