― ONE LOVE ―

そして、車は居酒屋の前に止まった。

アッコは少し残念そうな態度で、タケベを見送った。


――――――‐‐



『アッコ!さっきの事は、謝るけど、そんなにタケベ部長と別れるのが嫌なら、…私と飲むより、タケベ部長と飲めばよかったじゃん…(怒)』




「ヘへッ(笑)。…まっ、嫉妬しない嫉妬しない…(笑)!」




『嫉妬じゃないよ~(汗)。』




「ささっ!入ろ!入ろ(笑)!」




――――――‐‐


千春は、何か負に落ちないまま、居酒屋の中へ入った。


―――――‐‐



「さっ!それでは…ビッグニュースをお知らせしま~っす(笑)!」




【千春の心】

…もう…調子いいんだから(笑)




『で…、何何??』







「千春ってさ…








パンツオブスキン!!

……好きだよね??」





『えっ?何、いきなり?!
大の大の大ファンだよ(笑)!!』






「フフ~ン…(笑)!!






……これ、な~んだ(笑)!!」





『あっ!!それっ!!





パンツオブスキンのチケットじゃん…!!』


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