― ONE LOVE ―
「確かに、あのビッグバンドもかけてたけど、…………そんな事、言ったって、時代が違うんだぞ!時代が!」
【洋人の心】
…俺だって…分かってるさ…
カッコ悪いって………(汗)
『いや!今日のライヴは、このままでする!』
――――‐‐
アキは、二人の態度に呆れるしかなった。
もちろん二人が、パンツオブスキンやバッドウイングスのメンバーに、笑われた事は、言うまでもない。
――――――‐‐
『俺とシンは、…ある意味も含めて……、ギャラガー兄弟になったんだよ!』
「はぁ?!…ある意味って……、まさか……お前ら…、ヤっちゃったのか??」
『バカバカ!何言ってんだよ!気持ち悪い!違うよ!まぁ、……色々訳あってだな…。』
「お前らが、そのダッセぇサングラスかけたまま、ライヴすんなら、今日のライヴ……終わったな……(汗)。」
【洋人の心】
…うっ…うっ……その気持ち…
俺にも分かる気がするよ…(汗)
『でもよ!アキ!音楽は…
…心だ!…見た目なんかじゃねぇ!!』
――――――‐‐
洋人とシンは、アキに頼み込み、強引に承諾をもらった。