― ONE LOVE ―


―――――‐‐


まだまだのバンドだね―


あれ、高校生かなぁ―


早くパンツオブスキンが見たいな―


あの子達、カワイイなぁ―

頑張れ~これからだぞ―



――――――‐‐


「フフッ(笑)!なんかカワイイねぇ!ねっ…千春?!」




『うん…。』





【千春の心】

…あのヴォーカルの子…


どっかで見たようなぁ…



―――――‐‐―――‐
―――――‐‐




洋人達は、観客の声に、少し戸惑いながらも、自分達の音楽を信じ、堂々と演奏を続けた。


それに便乗していく観客。

次第に、洋人達のライヴは盛り上がりを見せてきた。


――――――‐‐



【洋人の心】

…よしよし!

…なんか盛り上がってきたな!




―――――‐‐



「千春!このバンド、なかなかイイね!会場も、結構楽しんでるみたい!」




『そうだね…。』



【千春の心】

…人違いかなぁ…



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