― ONE LOVE ―
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そして、モンキードロップスのライヴは、鳴り止まない拍手と声援の中、終わった。
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「いや~なかなか最後の曲良かったねぇ!なんか一生懸命さが伝わってきたよね?!」
『………。』
「千春!!聞いてんの??」
『あっ…うん…。すごい良かったよね…(笑)!』
【千春の心】
…やっぱり見た事ある…
…どこで見たんだろう
ん~……
「さっ!次はバッドウイングスってバンドだよ!」
「うん…。」
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モンキードロップスのパフォーマンスの余韻を、存分に残しながら、会場内は大盛り上がり、さらに、バッドウイングスの登場により、観客はヒートアップしていった。
その頃、全力でぶつかったライヴを終えた洋人達は―
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「いや~、最後の洋人のMCには、ヒヤヒヤさせられたけど、ライヴ楽しかったな!」
「うん。いつもMCをいれない洋人くんが、まさかあんな事いうなんてね!今も、体の震えが止まらないよ!」
『ホント!二人ともお疲れさん!俺も、自分で何言ってたか覚えてないよ…(笑)。』