華〜ハナ〜Ⅱ【完】

結都の言葉





二人で並んで、ベンチに座る。


暗く成りきった辺りで、公園の明かりだけが目に眩しい。







「なぁ…侑希、今日の喧嘩、ずっと見てたのか……?」




不意に結都が口を開いて、ドキッとした。





「いいえ、途中からよ……。」

「そうか…。」





結都が、辛そう。


意外で、考えてないことで、驚いた。




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