華〜ハナ〜Ⅱ【完】



そろそろ病院行こっかな。




そう思っていつもいる部屋から出ようとする。



すると。





「お、李玖今から行くのか?」

「あ、辰弥-タツヤ-さん。」




辰弥さんはすっげえ落ち着いてる、高3の人。



「まあ、いつも通りっすよ。」




さすがに毎日毎日病院に通ってたら問い詰められた。


だから、桜華のほとんどのメンバーが俺が病院に行ってることを知ってる。





「バイクで送ってやろーか?」

「や、いいっす!」



城から病院に行くのはは学校から病院に行くのと変わらない。



だからいつも、チャリだ。





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