まあるい固体の上で【詩集】
水脹れ
日差しのキツさを舐めてた私は
ミニスカートを履いてサイクリング。
照りつける日差しに焼かれた
太ももは真っ赤になった。
痛くて痛くて仕方がなくて
仕舞いにはポツポツと小さな水脹れが出来る始末。
気持ち悪いと思いつつも
気になって気になって見ちゃう
その小さな密集体は
やっぱり気持ち悪くて。
見なきゃいいのに
触らなきゃいいのに
私はやっぱり気になってる。
体が治そうとして
水を出してるってのに
当の本人は嫌がるわけで。
何だか可哀想な水脹れ。