びたーがなっしゅ。
「ホント。涼空のコトが好きなのね」
「なっ……!?」

思わず食べていた玉子焼きでむせそうになる。

ゲホゲホと咳き込んでいると、
見かねた美莉が「どうどう」と
あやすように背中を撫でてくれた。


……私は馬か?


「ホラ、図星じゃん」
「ちがっ……! 美莉が変なコト言うから!」
「だって、涼空のコト良く見てンじゃん。事実でしょ?」
「それはっ……」



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