君1人




みゆちゃんと帰るとき

俺は、亜夢のことばっか

考えてたかもしんない。




「ねぇ、愛斗くん。もしよかったら、私の家に来ない?」


家か…。


「あぁ。いいよ。」

「え?本当!?」

「おう。」



暇だし。


帰ったら帰ったで

1人で泣きそうだし。




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