だから、ずっと
なんで、こんなヒマなんやろ…と考えたら、ハルとマサが近くにおらんからや。
入学式は…校長先生の長々しい話。に加えその他諸々のなっがーい話。
あくびはとまらん。
「はぁ…」
笹井よりも二列ほど後ろに座ってる立石と立川。
いいな〜隣…
「ねぇ、笹井さん。」
「ん?」
話し掛けられ、横を見ると美少女!
可愛い〜っ!
「あたし、杉上舞葉ってゆうねん!よろしく。」
「よろしく!」
やった!女の子の友達も出来た!
「舞葉でいいからね。」
「うちも乃々香でいーよ!」
「それでさ、乃々香って立川君と立石君と仲良いけど…付き合ってるん?」
付き合ってるー?
さっき会ったばっかの二人と?!
「ないないないー!二人ともさっき会ったばっかの友達やで!そんなんないわぁーっ!」
っと、うちはつい大きい声で言ったもんやから…
皆の注目の的……
「そこ…静かに」
とか、壇上から言われた。
恥ずかし…