SECRET♥LOVE 元ヤン彼の スィート♥レッスン~同居人は甘々年上狼君~Ⅱ
「それが…話せば長いんだけど、鉄兄の大学に行って…鉄兄に駆け寄ったら鉄兄の従兄もいて… あたしその子に『鉄兄とのこと応援してくださいね。』って約束させられてて、後はなんとなく想像つくでしょう??」
「修羅場ってことだよね」
「うん。」
「でっ??」
「鉄兄が、きっぱりあたしとのこと認めた。 パパとママにバラスって言われたけどそれでもいいって言い切ってた」
「これから…大変じゃん。」
「今ね… 鉄兄がその子送って行ってるから連絡待ちなんだけど…」
「美羽、ごめんね。 美羽がそんな状態なんて想わなかったから…」
「仕方ないよ。 言わなかったあたしも悪いんだから… だから雪ちゃん竜と仲直りしてね」
「うん。」
どんなに心で想っていても言葉にしないと伝わらない。
何を想って何に脅えて何に嫉妬したか…
言葉にして鉄兄に伝えたい。
鉄兄の笑顔を見たいから