SECRET♥LOVE 元ヤン彼の スィート♥レッスン～同居人は甘々年上狼君～Ⅱ

　「なんで…　そんな事言うの??　信用とか信じてるとかそんなのいつも思ってる。それでもどうしようもなくドロドロした気持ちが溢れ出すの!!　これって鉄兄の事が好きだからでしょう??」



　「俺は…　美羽を不安にさせる態度とった覚えないけどな」



　「鉄兄はそうかもしれない。でもあたしにとっては鉄兄の全部を知ってますみたいな美月ちゃんが現れて、秘密だから彼女だって言いたくても言えなくて!!　鉄兄はあたしのそばにはいてくれなかった」



　「それは…　美月を説得して早く帰すためで、それが美羽を安心させることだと思ったからだろう??」



　「そうかもしれない。　それでもイヤだったの。　鉄兄の事好きな美月ちゃんと鉄兄が寄り添っている事が…　嫌だったの!!」



　「俺ばかり責めるけど美羽はどうなんだ!!」



　「鉄兄??」



　「言いたくはなかった。　でも美羽もあいつと…」



　「竜の事だよね。　誤解とかそんな言い分け通用しないと思うけど…　竜はただあたしを心配してくれただけだから…」



　「心配しただけで抱き合う??　そこに何だかの想いがあったとは思わないの??」



　「思わない。　」



　「美羽の事は信じてた。　それでも美月と俺の事応援するって約束したり…　そんなん聞いたら俺との関係終わらせたいのかと思ってた」



　「そんな訳ないじゃん。　あたしがどんな想いで約束させられたと思う??　彼女はあたしだって言えたらそんな約束なんてしなかったよ」



　「秘密にするのやめようか??」



　「えっ??」



話すって事??

それって…