SECRET♥LOVE 元ヤン彼の スィート♥レッスン~同居人は甘々年上狼君~Ⅱ
「美羽、来てたか。」
「鉄兄、ちょうどよかった手伝って。」
「着替えさせてたのか??」
「うん。 暑そうだったから、体も拭いてたところ」
「貸せよ。後は俺がやる」
「あっうん。 ありがとう」
男の人をひとりで着替えさせるのはけっこう大変で…
鉄兄が来てくれてホッとした。
「美羽、あまりムリするなよ。」
「うん。 そういえば鉄兄今日から泊りに来るんでしょう??」
「情報早いな。 夏休みの間美羽の家庭教師として泊りこむ事になった。」
「やった~。」
「喜んでばかりいられないぞ!! 今回は家庭教師なんだからな!! ビシバシ鍛えるからな!!」
「そんな~。」
「成績上がってもらわないと、家庭教師の意味がないからな」
ラブラブの毎日を想像してたのに…
現実はそうも行かなそう。
ビシバシなんてイヤだよ~。