ウサギとヒツジと時々オオカミ!?
「何、笑ってんだよー」
「ご、ごめん!?ゃ、何か一生懸命走って来てくれたんだと思うと嬉しくって」
吉川君は、キツそうに膝に手を付いて息を整えながら私を見上げてる。
「寝坊でしょ?なら全然いーよ!」
「あの、優美それ嫌み?」
吉川君は、私の発言に微妙な表情をしながら聞いてきた。
「ち、違うよ!?事故とか何かあったのかなって心配だったから…」
吉川君は、私の頭に手を置いてにこって優しく笑って優しく撫でてくれた。
うわわゎ…
何か、由季と全く違うから恥ずかしいや。