ウサギとヒツジと時々オオカミ!?
泣き止んでも気持ちは落ち着かなくて、家にもどうやって帰ったらいいか分からなくてずっとブランコに乗ったまま居たんだ。
そしたら、くしゃみが聞こえて見てみると男の子が居て…
それが吉川君だったみたい。
私は暗かったから気付かなかったけど、その子も私と一緒でお家に帰りづらいんだろなって事には気付いた。
1人で居るのも段々寂しくなってきた私は、その男の子…吉川君にティッシュを渡して隣に座った。
何だか、元気がなさそう…
私は、自分が大好きなあめ玉をカバンから出してあげたんだ。
これ、食べたら私は幸せな気持ちになるから。