ウサギとヒツジと時々オオカミ!?
「そっか…」
「優美しか好きになれなかったから。他の奴とは居心地が悪い」
「そんな、言い過ぎだよ」
吉川君は、ちょこっと大袈裟。
でも、それが私は嬉しくて顔ニヤけちゃった。
「優美、嬉しいって顔してる」
うっ……バレた。
「これからさ、お互い付き合ったの早かったけど…色々優美の事分かっていきたい」
「私も…「お待たせしました~」
店員さんにと切られちゃった。
「とりあえず、食うか!」
頼んでた料理が運ばれてきた。
「うん!いっつも吉川君とはお昼食べてるのに、何かまた違う感じ」
「付き合ってるっぽい…だろ?」
ニッと笑って吉川君は、パスタを一口食べた。
私も、ドリアを冷ましながら一口口に入れた。
「美味しい!」
「優美は、食べてる時本当幸せそうだよな~?学校でもさ!」
「学校の時は、お腹が極限に空いてるから…」
見られてたんだ…
そう思うと、これからもう少し綺麗に食べ様と思った。