ウサギとヒツジと時々オオカミ!?
「お邪魔します…………??」
「ぁ、親父と2人暮らしだし親父仕事だから」
「ぁ、そうなんだ…」
返事が帰ってこないからか優美は上がろうとしなかった。
俺が説明すると、またお邪魔しますって言って上がった。
「俺の部屋二階だから…」
「…………」
「ぁ、ここばぁちゃん家だったんだよ。ばぁちゃん歳だからさ、今は親父の兄さん夫婦と住んでんだよ。無駄に広いだろ?」
優美はキョロキョロと家の中を見ててそう説明すると、気になってたからか納得した様に笑った。
「2人で住んでるのにって思って気になってたの…」
やっぱしな?
「気になった事、聞いていんだぞ?」
「うん、なら…」
「とりあえず、俺の部屋行ってからな?」
「ぁ、うん」
可愛やつ…
そんなに、俺に聞きたい事あんのか?
俺は、飲み物を用意して優美と二階の部屋に行った。