ウサギとヒツジと時々オオカミ!?


「お邪魔します…………??」


「ぁ、親父と2人暮らしだし親父仕事だから」


「ぁ、そうなんだ…」



返事が帰ってこないからか優美は上がろうとしなかった。
俺が説明すると、またお邪魔しますって言って上がった。



「俺の部屋二階だから…」


「…………」


「ぁ、ここばぁちゃん家だったんだよ。ばぁちゃん歳だからさ、今は親父の兄さん夫婦と住んでんだよ。無駄に広いだろ?」



優美はキョロキョロと家の中を見ててそう説明すると、気になってたからか納得した様に笑った。



「2人で住んでるのにって思って気になってたの…」



やっぱしな?



「気になった事、聞いていんだぞ?」


「うん、なら…」


「とりあえず、俺の部屋行ってからな?」


「ぁ、うん」



可愛やつ…


そんなに、俺に聞きたい事あんのか?


俺は、飲み物を用意して優美と二階の部屋に行った。


< 136 / 186 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop