ウサギとヒツジと時々オオカミ!?
夕食
―yu-mi.side―
かれこれ一時間…
吉川君は、私に引っ付きっぱなしです。
今は、膝枕の様に私の膝に引っ付いて抱き着いてる。
正座してるから、足が痺れちゃったよ~!
私がモジモジと足を動かしてると
「優美、トイレ?」
「ち、違うよぉ!?足が痺れちゃったのー!!」
吉川君、デリカシーないんだから!!
私が怒った様に言うと、ごめんごめんって言いながら私の膝から退いた。
「優美ちゃーん、和也ーッッ!!!!」
吉川君のお父さんが、私達を呼ぶ声にビクッてなっちゃった。
「ったく、何だよ…待ってて優美?」
「うん!」
吉川君は、様子を見に下へと降りて行った。
1人になった私は、痺れた足を擦りながら吉川君の部屋を見渡す。
本当に片付いてるなぁ…
私も、部屋片付けなきゃ