ウサギとヒツジと時々オオカミ!?
ウサギ帰宅
片付けも終わって時計を見ると8時を過ぎてた。
「悪いね~!こっちが持て成す方なのに片付けさせちゃって」
「なら手伝えよ」
「ご馳走になったからこのくらいは…」
私がそう言うと、お父さんは良い子ッ!って言いながら笑ってる。
「俺、優美送ってくっから」
「そら、当たり前っしょーよ」
また来てね!ってお父さんに言われて、ご馳走様でしたと言ったとこで吉川君に手を引かれて家を出た。
「お腹いっぱい!美味しかったぁ」
「なら良かった。次は、俺が優美に飯作ってもらう番だな?」
もう暗くなった夜道を2人で手を繋いで歩く。
「あのね、気になってたんだけど吉川君のお父さんって何歳なの?」
「あー、確か36くらいだったかなー…」
「やっぱし…若いもんね」
歳だけな?何て吉川君は笑って言ってるけど、見た目も凄く若いよ…