ウサギとヒツジと時々オオカミ!?

ウサギ帰宅



片付けも終わって時計を見ると8時を過ぎてた。



「悪いね~!こっちが持て成す方なのに片付けさせちゃって」


「なら手伝えよ」


「ご馳走になったからこのくらいは…」



私がそう言うと、お父さんは良い子ッ!って言いながら笑ってる。



「俺、優美送ってくっから」


「そら、当たり前っしょーよ」



また来てね!ってお父さんに言われて、ご馳走様でしたと言ったとこで吉川君に手を引かれて家を出た。



「お腹いっぱい!美味しかったぁ」


「なら良かった。次は、俺が優美に飯作ってもらう番だな?」



もう暗くなった夜道を2人で手を繋いで歩く。



「あのね、気になってたんだけど吉川君のお父さんって何歳なの?」


「あー、確か36くらいだったかなー…」


「やっぱし…若いもんね」



歳だけな?何て吉川君は笑って言ってるけど、見た目も凄く若いよ…



< 149 / 186 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop