ウサギとヒツジと時々オオカミ!?
「殴るは決定かよ」
「もちッ!!」
由季…ありがとう。
って、殴るがじゃないよ!?
心配してくれて…
「泣かさねーよ…大事にする」
吉川君は、私を見ながら由季にそう言った。
私もだよ…
「ぁ!!」
吉川君は、それだけ言うと電話を勝手に切ってしまった。
そのまま、私に抱き付いてきて
「優美、これからもずっと一緒な?」
「当たり前だよ!」
吉川君から出た言葉に私は嬉しかった。
だって、同じ事思ってくれてたから
「なら、私は…」
ずっと私を好きでいてね?
私からのキスに驚いてた吉川君。
でも、それに返事を返してくれてるかの様に私にキスで返してくれた。